二瓶治さま、
お忙しいなか時間をとっていただきありがとうございます。
改めまして簡単に自己紹介しておきますと、私(
西垣龍一)は現在東京大学の大学院に所属しており、研究と実践の両面から音楽に取り組んでいます。いまは歩くこと(walking)との関連において音楽について考えており、そこから二瓶さんに関心を持ちました。したがって、詳しくお聞きしたいのはもちろん2009年の《街中の音楽》ですが、まずはそこに至るまでの過程を教えていただきたいのです。
①二瓶さんの生い立ちについて、公にできる範囲で構いません、何か教えていただけるでしょうか。とくに、周囲の環境がどのようなものであったか、どのような音楽教育を受けてきたのか知りたいです。
②京都市立芸大を卒業し、ピアニストとして生計を立てていたとのことですが、このころのことについて教えていただけるでしょうか。どのような活動をしていたのか、具体的に教えていただきたいです。
③「僕にとって演奏はスポーツでしかない。いや、スポーツ以前、あらかじめ決定されたトレーニングメニューでしかない。楽譜は指示書でしかない。それなのに興奮に顔を上気させて感動を伝えてくれようとする人がいる。お金を払う人がいる。僕のせいで音楽を諦めた人がいる。僕は詐欺師でしかない。」という言葉を遺し、その翌年にピアニストを引退したというエピソードが知られています。このエピソードは本当でしょうか。そうだとすれば、これはいつのことでしょうか。
④《街中の音楽》の誕生のきっかけとなったのは大学時代の友人、
荻屋晴夫さんだそうですが、大学時代の荻屋さんはどのような方だったのでしょうか。また、荻屋さんとはどのような関係にありましたか。
以上、答えられる範囲で構いません。ご返信お待ちしています。
西垣龍一
東京大学総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース修士課程2年