すくらんぶる★みゅーじっく

コミュ★ニス|2016

波浪アイによる《すくらんぶる☆みゅーじっく》|付録冊子コメント

コミュ★ニスのプレデビュー作である《すくらんぶる★みゅーじっく》は、ジョン・ケージなどが有名な実験音楽というジャンルのアイドルソングとして、2016年に作りました。私(波浪)が実験音楽に興味を持ったのは、2009年に母親の買い物に付き合って銀座にいて、二瓶治という実験音楽家の《街の中の音楽》の実演に遭遇したことがきっかけです。街路樹をリズミカルに叩いたり、赤信号と青信号に合わせて演奏することで音楽をしている様子は、当時ふつうの音楽しか聴いたことのなかった私にとって、すごく衝撃的な経験でした。コミュ★ニスを結成することになり、実験音楽とアイドルソングを組み合わせることができないか試行錯誤し、挑戦したことで生まれたのが《すくらんぶる★みゅーじっく》です。何回か実施を重ねていくと、ファンのみなさんが推しのメンカラを着て参加してくれるようになって、スクランブル交差点を遠くから見ても面白い作品に成長しました。今はたくさんのファンのみなさんに愛される楽曲となって、MVを作ることができてとても嬉しいです。

波浪アイによる《すくらんぶる★みゅーじっく》|解説

渋谷のスクランブル交差点にて*
*実際のMV撮影会場は足利スクランブルシティスタジオ(栃木)

実施手順:ピンク、水色、黄緑、黄色、赤のそれぞれのメンバーは、以下の画像で指示された場所で、信号待ちをしている人々に挨拶をしながら手紙を渡す。自分が渡した紙に書かれた指示をメンバーも実践しながら信号を渡り、計30通の手紙を配り終えたらスクランブル交差点からこっそり離れる。

手紙の内容:
ピンク=隣の人と速度をそろえて、手拍子をしながら信号を渡ってね。
水色=隣の人と速度をそろえて、足音を大きくならしながら信号を渡ってね。
黄緑=隣の人と速度をそろえて、「おーはーよーうー」と言いながら信号を渡ってね。
黄色=隣の人と速度をそろえて、「おーやーすーみー」と言いながら信号を渡ってね。
赤=隣の人と速度をそろえて、手を大きく左右に振りながら信号を渡ってね。
信号を渡り終わったら、その場にいる(これから信号をわたりそうな)誰かにこの手紙を渡してください。そのあとは、何度も信号を渡ってもいいし、目的の場所へ向かってもいいです。良い1日を。

作品の終わり:誰も《すくらんぶる★みゅーじっく》をしなくなったら。もしくは危険を感じたら中止。