赤慎吾

1958-2020 | 日本

bashi0880による赤慎吾

赤慎吾(あか しんご、1958年6月11日 - 2020年3月10日)は、日本の実験音楽家、ピアニスト、詩人。本名は青慎吾。
人物・来歴
1958年、滋賀県神崎郡能登川町(元東近江市)に生まれる。赤は自らについて多くを語らない人物であり、メディア出演も極端に避けたため来歴についてはよくわかっていないことも多い。早い時期から交流のあった数少ない人物の一人に社会学者・実験音楽家の道尾歩がいる。

赤の演奏スタイルはストリートパフォーマンスをメインに行った。遅くとも1980年には京都の街角で演奏を始めていたとされるが、目撃証言によると、彼は同時に東京と大阪でも演奏していたという。この《同時多発的演奏》は赤の代名詞となり、彼の存在そのものが時空を超越しているのではないかと噂された。

1980年代後半、赤は道尾とユアン・シーとともに遊歩(U-FO)としての活動を開始する。
主な作品
《同時多発的演奏》(-1980年)
赤が世間に知られるきっかけとなった作品。1977年ごろから何度かこの取り組みを行っていたと見られるが、最も有名なのは1980年3月初旬に赤が京都、東京、大阪で同時に演奏を行っていたとされるものである。赤色のニット帽に赤い半纏という恰好で黒いギター(YAMAHAのL-52とされる)で弾き語りをする姿が同じ日に日本の各地で目撃されたことで、時空を超越したストリートミュージシャンとしてにわかに注目を集めるようになった。 現在では、数々の目撃証言の時間帯と、当時赤が演奏を行っていた場所が大きな駅の近くであったことを踏まえ、新幹線を使って短期間で東京、京都、大阪間を往復しながら演奏を行っていたのではないかと推測されている。しかし、移動していたという目撃証言はないため、彼は意図的に変装をして移動を行い、同時多発的演奏というイリュージョンを起こしていたとされる。この推測が正しければ、彼は一日で京都→東京→大阪→京都→大阪と移動しながら演奏した日もあったという。評判が広がったことをきっかけに、赤はこの活動をやめた。
著作
『現代詩文庫 253巻 赤慎吾詩集』