おてんとうさま3

髭地紀彦|1989

髭地紀彦による《おてんとうさま3》|インストラクション

〔緯度帯・経度帯の抽出〕
①1回サイコロを振って1~3が出たら緯度帯、4~6が出たら経度帯を抽出することにする。
②もう1回サイコロを振って1~3が出たら北緯/東経、4~6が出たら南緯/西経を用いる。
③雨の日に紙を外に持ち出して紙に雨粒をいくつかつける。
④任意の雨粒2個を直線で結び、紙の長辺に平行な直線を始線とし、反時計回りを正とするように角度を測る。この値を含む10度ごとの階級を抽出する緯度/経度帯とする。

〔楽譜作成に用いる気象データの抽出〕
⑤サイコロを振る。緯度帯なら経度0度から1~3が出たら時計回り、4~6が出たら反時計回りに、経度帯なら1~3が出たら北極から、4~6が出たら南極から都市を抽出する。
⑥⑤で決められた方向にある国の首都の気象データ(年降水量・気温・湿度)を得る。〔気象データの音への変換〕
⑦気温を2℃ごとの階級に分ける。0℃以上2℃未満の階級をカタカナハ音に割り当て、階級が上がる/下がるごとにピアノの白鍵で1つ隣の音高に設定する。
⑧年降水量÷100秒間⑦の音高の音を伸ばすようにする。
⑨もしその地点の湿度が0%だった場合は⑧秒間休符とする。
⑩⑤の順番で⑦~⑨の音をその音が演奏できる適切な楽器(声を含む)で演奏する。